絵の上手下手は別として絵が描けない人はこのスケッチ力が不足しています。
デッサンとスケッチと何が違うか
スケッチとは素描ともいわれますが、デッサンは質感などの密度のある描写で推敲されたものであるのに対し、スケッチはもっとざっくりと荒っぽいメモのようなものです。
似たようなものにドローイングがありますが、フォルムやマチュールなど、デッサンの中の一部分の要素を拡大して見せるようなものと個人的には思っています。
How to メソッド
インプットされたイメージをアウトプットするための練習。
1. 何かお手本を用意する
できれば描きたいなと思う絵柄でデッサンのしっかりとしたもの、彩色していないある程度大きさのある主線下書きの絵がいいです。書籍からか、ギャルゲーなんかのが見つかりやすいんじゃないかと思う。
2. トレースする
- 鉛筆デッサンでまず面をたてることを覚えているもんで、線で描き起こすのに不慣れの場合がある
- 目はこういう風についている、輪郭はこう見えるはず…という先入観を捨てる練習になります。
3. お茶を飲みながら出来を反省する
慣れないうちはトレースしても何か変な絵になるので簡単そうで実は難しい。ただ単にトレースした線では変な絵になります。ここで重要なのはフォルムのイメージ‥例えば角張っているとかまるっこいとか、思ったより目が小さいな‥といったことを把握することです。
4. 慣れてきたら見ながら模写
5. 手本を見ずに思い出しながら描く
6. 異なる表情、向きを変えて描いてみる