まずはお手本をまねる事で、いきなりオリジナリティのあるようなものをやろうとするとうまくいかないものです。剣道では以下のように順序だてるようです。
1.「守」…基本を習得するために手本どうりにやってみる
2.「破」…自分なりに工夫をみつけるために手本となる形を破る
3.「離」…自分の方法を模索・探求する
あと「素人」と「初心者」は意味が異なる。自分の力量にあった本をもとに独習すべきで、
難しい上級者向きのものを無理して理解しようとしても徒労に終わり、「才能がなかった」
などと無理矢理合理的に自分自身を納得させる結果になりやすいように思います。
「読書百遍意自ずから通ず」というのは普通期待できないかと思います。
何にしても「独学」で覚えることはある程度できるけど、「自己流」はダメ。
新しく物事を覚える時のコツとして素人意識をもつことも大切ではないかと思います。
結構プライドが邪魔して頭が固くなっちゃうことがあったりするので。
とりあえずは入門者向きの人物画の本から自分でこれなら読んで描けそうだなと思える1冊を選び、手本どおりに描くことから始めましょう。
たまに何も参考にせずアニメの絵を見ながら見まねでずっと練習する人がいますが、基礎的なところが欠落していたりするので上達に時間がかかるんじゃないかなぁと思います。