- 簡単なものからはじめる
- スケッチブックに描く‥最近だと下絵からデジタルでやってしまう人も少なくないですが、スケッチブックに手書きだと描いたものを比較しやすく反省の材料になります。また手描きだと線補正に頼ることもありません。
- 毎日描く‥慣れないうちは直立不動の全身の立ち絵を描くだけで1日かかったりしますが、時間がないとしても頭部だけでも描きましょう。
- 日付を入れる‥うまくかけたものには日付を入れておきます。日付の入った箇所をすばやく見比べることができるので自分の上達具合がわかりやすいです。上達の遅い人のスケッチブックを見せてもらうと前に描いたのがいつだったか‥ということがよくありますね。
上達のコツ
上達の段階について
まずはお手本をまねる事で、いきなりオリジナリティのあるようなものをやろうとするとうまくいかないものです。剣道では以下のように順序だてるようです。
1.「守」…基本を習得するために手本どうりにやってみる
2.「破」…自分なりに工夫をみつけるために手本となる形を破る
3.「離」…自分の方法を模索・探求する
あと「素人」と「初心者」は意味が異なる。自分の力量にあった本をもとに独習すべきで、
難しい上級者向きのものを無理して理解しようとしても徒労に終わり、「才能がなかった」
などと無理矢理合理的に自分自身を納得させる結果になりやすいように思います。
「読書百遍意自ずから通ず」というのは普通期待できないかと思います。
何にしても「独学」で覚えることはある程度できるけど、「自己流」はダメ。
新しく物事を覚える時のコツとして素人意識をもつことも大切ではないかと思います。
結構プライドが邪魔して頭が固くなっちゃうことがあったりするので。
とりあえずは入門者向きの人物画の本から自分でこれなら読んで描けそうだなと思える1冊を選び、手本どおりに描くことから始めましょう。
たまに何も参考にせずアニメの絵を見ながら見まねでずっと練習する人がいますが、基礎的なところが欠落していたりするので上達に時間がかかるんじゃないかなぁと思います。
初心心得
アニメ・漫画系の絵柄というのは美術的なところからみると応用分野の一つで、手っ取り早い習得には真似からはいる(応用から基礎を発見するように学ぶ)という方法が一番はやい。
今まで絵をあまり描いた経験がない場合は4コマ漫画のような平面的な絵から入った方がいいんじゃないかと思います。最近のギャルゲーなんかの絵に多い立体 的で癖を感じさせないような絵柄はブロックおよび面でとらえて正確に描くことが求められるので初心者には結構敷居が高いです。理想は高く遠い目標を持ちつ つも手前にある近い目標を見つける事も上達のためには必要な事です。急がず眼の前の透明なハードルを負けない気持ちで一つずつクリアしていくことが大切で す。