ペン・鉛筆の持ち方、動かし方や姿勢がおかしくないかときおり見直す。スポーツや楽器演奏、書道にしても初心者のほとんどは姿勢がおかしいもので上達するにしたがって動作がサマになってくるものです。
イメージで描くということ
以下経験から
- イメージで描くという事と思い込みで描くということは違う
うまく描けないという場合は落ち着いて眼をとじてどういうものを描こうとしたのか思いめぐらせた後、改めて描いた絵で何が表現できていないか、何が間違っているのか反省する。
まずはインプットすることが必要で、見て描くことが基本。見て描けないものはイメージしても描けない。「イメージで描く」「イメージして描く」というのは インプットが済んでアウトプットする段階ではじめてやれることじゃないかと思います。形をとること自体ができない初心者がいきなりやろうとしてもたぶんう まく行かないと思います。
まずは思い出して描く練習をすると思い込みの部分が見えてくるように思います。
写実的にはある程度描けるデッサン力があるのに萌え絵がかけない
- このキャラが反対側を向いたらどうなるのか、見下ろすとどう見えるかなど頭の中でキャラを動かせる想像力が育っていない
- 思い込み…目を大きく描くことと大きくみえるように描くことは違う
- 漫画・アニメ系の絵は記号的に表現されている部分があるので実例を参考にするのが早いと思います
写真は信用せず参考にする
写真はときおり正確ではない絵を吐きます。例えばレンズによる歪みであったり、暗部の潰れ、ハイライトが飛ぶなど諧調表 現は人間の眼よりも貧弱です。ホワイトバランスで色味が大きく変わり、ハイライト・中間・シャドウ部それぞれが色味が傾く事もしばしば。
写真を見て描く事は避ける一方で参考にすることは大切です。特に広角レンズを用いたパース表現などは漫画でも用いられるので身近なものを撮影してどのよう な写りになるのかおおいに参考になります。またパースを覚える上で画角を感覚に叩き込む為にも有用です。24mmあたりの広角から撮影できるデジカメは随 分手軽に入手できる価格になってきたので一つあると便利です。1時間で30点の絵を描くのは大変かもしれないけど撮影するのは簡単です。絵を描く時間がな ければ写真で絵作りする練習をすれば上達に役立ちます。