デッサンをしっかりやってきた人でもなぜかアニメ絵になると下手だったりすることがよくあるため、この事はよくいわれるところですが、大前提として人物を 描く事自体の難易度が高い(まぁ美大出であろうと人物をあんまり描いて事無かった人も知る中で少なくない)ということと、そもそも描いたことがない物はイ メージして描けないんじゃないかと。
アナログかデジタルか
スケッチやデッサンといった基礎的な部分は紙と鉛筆(シャーペン)で描いて練習した方がよいと思います。
鉛筆でろくに模写もできないのにペンタブとPCでうまく模写できるってことはないはずです。
一冊の本でわからなければ他の本を参考にする
ルーミス本が「初心者キラー」というのは確かだと思う。
問題は…絵の初心者とかがいきなり人物画を描こうと思って手を出すには難しいんじゃないかと。例えば「やさしい人物画」とタイトルにあるように、人物画の 入門書であって、デッサンや絵自体に関しては他で勉強しておく必要があるということが時折ないがしろにされている傾向がある。
直線がまっすぐ引けない
手首はペンを支えるようにし、肘を動かすようにして引く。直線をイメージしてトレースするように描く。真円についても同様に。
デッサンをしっかり練習した人だと肘を動かして線を引くことに長けているので描き方のフォームをみただけで熟練していることがわかります。
線がふにゃふにゃで安定しない
ペン・鉛筆の持ち方、動かし方や姿勢がおかしくないかときおり見直す。スポーツや楽器演奏、書道にしても初心者のほとんどは姿勢がおかしいもので上達するにしたがって動作がサマになってくるものです。
描けない・描けなくなった
学生の時に先生に「イマイチと思うときはどうしたらいいですか?」と聞いたら、
「それはとても難しい問題だ…」とおっしゃいました。多分自分の実力以上のところで判断する
必要があるからってことだと思います。
- 調子の良い時を思い出す
- 思い込み・手癖で絵を描いていないか反省する(顔なら口、鼻の絵柄の癖に出やすい)
- 無理をしない…意識していなくても体調が悪い事があったりします。寝不足・過労およびストレス、薬やアルコール類の影響等。無理はしないことも大切です。
- 基礎的なことを忘れている‥意外と初心者向けの本を読むとためになったりするかも
- 絵から距離を置いて眺める
- 遠目から目を細めて見る(明暗のバランスをとりやすい)
- 時間が経ってから見返してみる
- 少し違うことをしてみる
- お茶を飲む
自分の悪癖を知る為には誰かに赤ペンを入れてもらう事も有用ですがいいアドバイスがもらえるかというとまた別問題かもしれません。
写実的にはある程度描けるデッサン力があるのに萌え絵がかけない
- このキャラが反対側を向いたらどうなるのか、見下ろすとどう見えるかなど頭の中でキャラを動かせる想像力が育っていない
- 思い込み…目を大きく描くことと大きくみえるように描くことは違う
- 漫画・アニメ系の絵は記号的に表現されている部分があるので実例を参考にするのが早いと思います